視点の考察

見立てる力と仕立てる力の重要性。

どうも、田中新吾(@Shingo_tna)です。

巷ではタナシンとも呼ばれています。

先週金曜日のことですが、GYOEN NIGHT ART WALK 新宿御苑 夜歩(よあるき) というイベントに参加してきました。

昔はよくフェスとか行ってたけど、最近はめっきり行かなくなってしまって屋外イベントへの参加は久々すぎました。

今日はその時に考えた見立てる力と仕立てる力について。

一夜限りの光と音のインスタレーション

言葉を並べるよりもインスタのハッシュタグを追ってもらった方が雰囲気は伝わると思うのでいくつか貼り付けておきます。(This is 怠惰)

こうした光の演出に加えて、その場には低音がなり響くという、音と光のインスタレーションが新宿御苑の其処此処に現れていました。

これをウォーキングしながら楽しめるというなかなか珍しいイベントで、結構な数の人が参加していたと思います。

自然とテクノロジーによるインスタレーション。個人的にもライゾマティクスの演出が好きということもあり、まあ刺さりましたよね。

それで御苑を歩きながら、見立てる力と仕立てる力について考えていました。

そこにあるものを何と見立てるか

見立てる力とは、枯山水を思い浮かべるとイメージがしやすいかもしれません。

応仁の乱の後、焼け野原の京都で東山文化が花開きました。その文化の代表格である枯山水は、石や砂を水や橋に見立てています。

この見立てるという発想が、日本の文化や産業を発展させてきたのではないかということです。

御苑で行われたこのイベントもまさに見立てるという発想によるものだと思います。夜の新宿御苑全体を一つのインスタレーションとして見立てたわけですね。

先日出張で訪れたド田舎のアトリエも空き倉庫がまさに見立てられたものでした。

参考記事:高知県本山町にある「ミシシッピ」というカフェがアバンギャルドで凄すぎた。

以前こんなツイートをしたのですが、楽しさ自給率を高めるためにも見立てる力は欠かせないと思うんです。見立てる力のあるひとほど豊かさを感じます。

仕立てる力も必要不可欠

でも、事業にするためには見立てる力だけでは足りません。

想像力を働かせて見立てるところまではできたとしても、手をかけて作り上げるという仕立てる力がなければ事業にはなることはありません。

現在僕が手がけているプロジェクトがまさにそれで、手をかけて作り混んでいる最中なんです。なかなか時間がかかります。

たとえば、少子化が進んで廃校となった地方の施設を、美術館や宿泊施設に見立ててリノベーションすることで、観光客を呼び込むといった話を聞きますが、見立てた後には仕立てる力が必要不可欠です。

GYOEN NIGHT ART WALKも、見立てた後の仕立てがかなり大変だったんだろうなあと想像しながらウォーキングしてました。

見立てて、仕立てる。何かを企画する上でこの二つの力はやっぱり重要だなとあらためて感じたイベントでした。

さいごに

これはプロジェクトデザインにおける最も重要な視点と言っても過言ではありません。

そして、ONESTORY主催の「DINING OUT」が示すように「地方」には見立てることのできる広大なフィールドが東京の比較にならないほどあります。rice-code(ライスコード)なども見立てて仕立てた好例ですね。海、山、川、田んぼ、畑、古民家、廃校・・・・

これらを何に見立てることができるのか。考えてみたら思いの外いい発想が出てくるかもしれません。

ここまで読んでくださった方々にとって、この記事が何かしらの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは今日はこの辺で!

ABOUT ME
田中 新吾
マーケティング会社でキャリアを積み、現在はコミュニケーションデザインという領域で活動しているコミュニケーション・ディレクターです。チョコバナナが好物です。

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