どうも、田中新吾(@Shingo_tna)です。
巷ではタナシンとも呼ばれています。
こないだこんなツイートをしてみた。
凄いんだけど謙虚なひとを見るとかっこいいと思う。でもだからといって、普通のひとが謙虚さを美徳とし過ぎると自己肯定感が上がりにくくよくない。謙虚な大坂なおみ選手を見て思う。謙虚と自信のバランスが大事。
— 田中新吾 (@Shingo_tna) September 21, 2018
今日はこのツイートに関して少しだけ補足しておこうと思う。
大坂なおみさんは謙虚で上品。日本人の心を持ってる。
今月、日本女子ではじめて4大大会を制し、日本中に歓喜の渦を巻き起こした大坂なおみさんの評価が話題になっていた。
日本勢初の全米制覇達成の大坂なおみ 快進撃を支えた「謙虚」の強さ
大坂なおみの、あの、まことに日本的な謙虚な仕草は、世界中で称賛されてる。日本の美しさで感動を呼ぶ。外国でも、日本的な控えめで上品な態度は好かれる。モジモジしてたらだめだけど、自然体で、威張らず、見栄を張らず、礼儀正しければ、世界中でモテる。これってけっこう日本人知らない。
— 高瀬 慶 (@rikuoharuo) September 12, 2018
大坂なおみ選手の全米オープンテニスの女子シングルス優勝すごいです。さらにそれにもまして、S・ウイリアムズ選手に勝ってもガッツポーズをしなかったこと、優勝の記者会見における謙虚な発言が心を打ちます。日本人的精神を体している素晴らしい選手だと思います。今後も頑張って欲しいですね。
— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) September 11, 2018
見てわかる通り、謙虚という言葉がとても目立つ。彼女は日本人の心を持っていると。
実際、僕も大坂選手のインタビューをみてそう思いました。こんなに強くてキュートでそれでいてめっちゃ謙虚だから「ずるいなあ」と素直にそう思った。
これでまだ20歳。末恐ろしいプレイヤーが現れた。
きっと「謙虚かっこいい!」「私も謙虚に生きなきゃ!」と思うひとがこれで増えたはずだ。謙虚はいいことなので、そうあることはいいことだと思う。
ただ、これを美徳としすぎるのはよくない。
謙虚さを美徳としすぎるのは良くないのはなぜか?
謙虚とは簡単に言えば、自分はまだまだと思う感情だ。
この感情は、自己肯定か自己否定かというと自己否定の方にあたる。
つまり、謙虚を美徳としすぎて、この思いが強くなればなるほど、自己肯定感が上がらなくなるのだ。そして、自己肯定感が上がらないと生きづらくなってしまう。
だから、謙虚はいいことだとは思うが、謙虚過ぎるのは生きるうえでマイナスなのだ。
大切なことは、謙虚と自信のバランス。
大坂選手のあの謙虚さの裏にも、間違いなく外からは見ることのできない自信が隠されているはず。謙虚だけど、自己肯定感が低いように見えないのはそういうことだと思う。
参考記事:「自信の根拠」は常に自分の外におく。
さいごに
以前、自信についてこんなツイートをした。
人は続けるのが難しいようにできているので人よりも継続できているなら少しは「自信」を持っていいと思う。続いていれば「少しはできるじゃん」と自分をちょっと信じれる。自信はこの積み重ねで出来上がるもの。周囲からの評価を自信に変えるのもいいけれど評価が無くなれば自信も失い生きづらくなる。
— 田中新吾 (@Shingo_tna) April 13, 2018
謙虚と自信(自己否定感と自己肯定感)は対だと思っていて、この二つの扱い方で生きやすくもなるし、生きづらくもなると思っている。個人的にはこの辺の話が結構好きでよくよく考えているし、人とも話す。
また、機会があったら別の角度から考えていることを書いてみたい。
それでは今日はこの辺で!