大切にしたい視点

発見と発明、そして発展。

どうも、田中新吾(@Shingo_tna)です。

巷ではタナシンとも呼ばれています。

発見と発明。

これは僕が何かを企画するうえでとても大切にしている考え方だ。

発見と発明は、元はと言えば僕の大好きな作家であり映画プロデューサーの川村元気さんが提唱している企画法だ。はじめて聞いたとき、妙にしっくりきたのでそっくりそのまま使わせてもらっている。

企画をする側の人間であったにもかかわらず、なかなか思考を言語化できていなかった僕の目の前に、発見と発明は彗星のように現れた。

映画プロデューサー/小説家 川村元気とは

1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『宇宙兄弟』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『バケモノの子』『バクマン。』『君の名は。』『怒り』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌2011年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。映画『君の名は。』は、興行収入249億、観客動員数1,900万人を超え記録更新中。世界各国で公開されロサンゼルス映画批評家協会賞 長編アニメーション賞を受賞した。

2012年には初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同作は130万部突破の大ベストセラーとなり映画化された。2014年には、絵本『ムーム』を発表し、同作は『Dam Keeper』にて米アカデミー賞にノミネートされた、Robert Kondo&Dice Tsutsumi監督によりアニメ映画化され、現在32の国際映画賞を受賞している。その他の著書として小説『億男』、対話集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』など。3作目となる最新小説『四月になれば彼女は』を2016年11月4日に文藝春秋より発売し、12万部を超えるベストセラーとなっている。

川村元気さんの「発見と発明」とは

発見とは、日常の生活の中で人が感じるちょっとした違和感や新たな見方・考え方と川村さんは言っている。

人々にとっては当たり前になっているが、「実はこうなんじゃないですか」と指摘されると「確かにそうだね」と多くの人がうなずくようなもの。

シンプルに言えば、人々の集合無意識に埋もれてしまっているものを掘り起こすプロセスが発見ということだ。

そして発見したものに対して、様々な切り口を重ね合わせて厚みを持たせていくことが発明のプロセスだと川村さんは言っている。

発見したものだけで企画しても成功することはなかなかない。だから発明のプロセスが必要なんだということ。

ビジモ図鑑2.0「全文無料公開」を読んで感じたこと

ビジネスモデル図鑑2.0が、9月29日の発売を前にして、書籍内容を全文を公開するなどして話題になっている。

著者であるチャーリーさんとは2017年夏、ちょうどビジネスモデル図解シリーズがはじまる前にお会いをしていた。当時から独特なセンスを感じていたが、まさかここまで大物になるなんてその時は思ってもみなかった。本当にすごい。

チャーリーさんの粋のあるはからいで、現在note上で公開されている全文をこの間ようやく読んだ。チャーリーさん節があらゆるところできいているのを感じた。

ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ

ちなみに、この出版の端緒となっているLemonadeのビジネスモデル図解の時からのファンなのだが、全文を読ませてもらい改めて感じたことがあった。それはこのビジネスモデル図鑑2.0もまさに、発見と発明でできているということだ。

この本における最大の学びは、個々のビジネスモデル図解は言うまでもなく、それ以上に、ビジネスモデル2.0の要である逆説の構造、SBCというフレームワーク、SDGsやESG投資といった社会潮流との接続、ビジネスモデル図解委員会という50人体制での出版といった数々の発明にあると思う。

チャーリーさんがビジネスに対して感じていた違和感や新たな見方・考え方に様々な切り口をくわえて発明に変えている。その象徴が図解ということなんだと思う。

「見える化」するだけで、たいていの問題は解決するのだ。

本書の中には、このような名言が端々に出てくる。この部分だけ切り取ると、まるで過去の偉人達が残している名言のようにも見える。いつの日か、そういった偉人たちと肩を並べてしまうチャーリーさんをイメージできなくもない。

今後の活躍がますます楽しみでならない一人だ。

発明が発見を手伝い、発見が発明をつくる、そして発展する

すい臓ガンの早期発見方法をだれか発明して欲しい

この文章のとおり、発明とは発見を手伝う。車という発明は人々に新たな発見を与え、コンタクトレンズという発明は、目の見えなかった人々に新たな発見を与えた。

発明がなければ発見はない、というのが本質的だ。

そして、川村さんもいう通り発明は発見からできている。発見がなければ発明はない。

かの有名な発明家エジソンが残した言葉からも発見と発明の関係性を知ることができる。

「私は1度も失敗をしていない。ただ電気が点かないという発見を2万回しただけだ」by エジソン(発明家)

2万回の失敗を繰り返しやっと成功しましたね、と言われたエジソンはこのように答えたという。

つまり、発見が発明をつくり、発明は次の発見を手伝い、その発見が次の発明をつくるといった感じで、スパイラルアップしながら社会は発展してきているのだと思う。

発見か発明かどちらか一方では発展しないし、これらを怠ってしまえば当然発展はしない。

この考え方は、社会だけでなく、ひとに当てはめてもしっくりくる。

日頃の違和感や新しい見方に敏感で、それに対して色々な切り口を加えて発明に変えようとしているひとはやはり発展し続けていると思う。

発見と発明、そして発展。

何かピンとくるものがあれば是非思考してみてもらえると嬉しい。

さいごに

発見と発明のトレーニングはtwitterやブログを使えば日頃からできると思う。少なくともぼくはそうしている。

ここで紹介してもらっているブログなんかはまさにそうで、実は本当に理解されることなんてないという感覚からはじまり、それではまだ企画としては薄いと思ったため、もう少しかんがえた(発見)。

そうしたら、誤解という言葉に行き着き、誤解という言葉から「そういえば!」と昔聞いた岡本太郎のこと思い出し、それらをmixさせて文章にした(発明)。

そうしたら「これは目から鱗案件」というコメントをもらえたのかなと。

社会の発展を支えているのが発見と発明なのだとしたら、これは壮大な仮説でもあるんだけど、やっぱり社会の一員である以上、それを怠ってはいけないのだと思う。

それでは今日はこの辺で!

ABOUT ME
田中 新吾
マーケティング会社でキャリアを積み、現在はコミュニケーションデザインという領域で活動しているコミュニケーション・ディレクターです。いつもチョコバナナのことばかり考えてます。座右の銘はI'm all ears.

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